女性の選択尊重、なお課題 国連人口基金駐日事務所長 佐藤摩利子氏 - 日本経済新聞

――国連など国際機関が懸念してきた人口爆発は回避されつつあります。「確かに合計特殊出生率を世界各国で平均すれば昔より低下した。だが出生率が1前後で少子化に悩む国もあれば、開発が進まず、いまだ5を上回る国もある。国のばらつきが大きく、課題も多様化している。それを理解しなければ表面的な議論になる」「人口は…